
お茶に関わりを持っていますが、茶道具は、これといったものを持っていません。必要になったら、見立て中心で楽しんでいます。
ある茶会で変わった炭斗が出たとお茶の先生からお聞きして、それならば、おふくろに頼めばできると思い、プロデュースした炭斗です。写真の笠を裏返して使います。
お茶事をする時、まずは、炭を継ぎ、懐石料理をいただく間にお湯が沸き、そして抹茶をいただきます。その炭を継ぐ時に、炭や香合を乗せてくるのが炭斗です。一般的には、瓢箪や竹かごを使いますが、福岡町特産の菅笠で作りました。おふくろの菅笠は、品評会で賞をいただくほどの作り手です。
その菅笠に、同級生の書家 中村宋琳にお願いして、良寛さんの漢詩を書いていただきました。そして、おふくろの名前も名匠栄子で入れてもらいました。
秋におこなう第二の人生をお祝いするお茶事に出す予定です。
More 良寛さんの漢詩