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雲の閑人

建築士会の講演会

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恒例の建築士会の講演会がありました。今回も富山大学芸術文化学部の先生をお招きして、その道の専門分野の話をしていただきました。

講師は、日産自動車でケンとメリーの愛のスカイライン インテリア担当の経歴がある杉野先生です。



今回のお話は、ブランドデザインを作っていくときの基本的考えやプロセスについてでした。

ユーザーのデーターをしっかり分析し、マーケティングを読む。そのためには、経営者の明確な目的が、それを作る人たちにちゃんと理解されていなければなりません。いろいろな分析図や日産自動車時代のいろいろな新車企画を例に熱く語っていただきました。

人間は、自動車の顔を人の顔に当てはめて理解するので、いろいろな女優さんのイメージも図にして、どんな車をつくっていくときに目の離れ具合や目尻の上がり下がりなどを参考にして、車のイメージづくりをするそうです。

常に売れる商品を開発するためには、形に意味をつけ、性格づけすることが、世の中に受け入れられていきます。そのためのコンセプトをしっかり組み立て、製品が存在する理由を明確に持たせることが大切です。意味的特長が、デザインに内在させることが重要であると言うことです。

また、商品を売り込むために必要なカタログ、広告などすべてのものに同じデザインコンセプトによるコントロールがブランド力をつけていくそうです。

今回、技術的なことは当然押さえた上での、デザインだけに特化した話でした。

建築士は結構、理論好きな方が多いので、違う分野だったかもしれないが、なかなかためになったのではないかと思う。

このあと、地元の居酒屋で懇親会があり、これをきっかけに地元大学と深い交流ができたことは、今後の地域活動により有益になるであろう。
by kumokuukan | 2006-09-09 20:25 | 建築
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