雲の閑人

追悼 篠原一男

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私が、ヒミングで大忙しのとき、新聞のお悔やみ欄に、篠原一男の名を見つけていたが、このブログになかなかそのことを書くことができなかった。

一段落して、改めて事務所にある特集本をみている。

私がはじめて篠原さんの作品に触れたのは、大学4年のゼミ旅行でいった日本浮世絵博物館だった。すごく斬新なデザインに、大きな刺激となって記憶に残った。
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雑誌では、研ぎ澄まされた空間に勘所のいい丸柱が印象的だった住宅を思い出す。
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年を取っても、幾何学へのこだわりやそのデザインセンスには古びた感じはなかった。
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そして、横浜の旅客ターミナルコンペでは、審査員の磯崎さんに公開質問状をだして、意見した。今の日本で磯崎さん相手に意見できるのは、篠原さんしかいないかもしれない。
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篠原さんのいろいろな幾何学形態が、30、40代の建築家の創造の根底に無意識に潜んでいるような気がする。
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by kumokuukan | 2006-08-12 09:32 | 建築
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