人気ブログランキング |

雲の閑人

国泰寺月釜

e0008704_8342037.jpg

国泰寺の月釜に参席してきました。

今回は、富山にある唯一の流派「林義牧派遠州流」の家元 磯野宗和さんのお席でした。

10月5日は達磨忌で、床には、松花堂昭乗の達磨画に沢庵和尚書の掛け軸です。その前に、七官青磁の香炉と古銅龍耳の花入れに白のシュウメイギクが入り、禾目天目(のぎめてんもく)で献茶です。

ここだけでもすごい!お席です。400年前、800年前のお道具ですか。は~、よかったです。

脇床には、黒い盆に砂、小石で描いた風景の盆石が飾られました。

点前座には、遠州好みの重ね棚に高取小石原鼓窯の水指「白瀧」、遠州好真形風炉に雲龍釜です。雲龍釜の時だけの灰形がまたすばらしかったです。雲がたなびくような灰形でした。

棗は、桐時代研出蒔絵で、底まで絵付けがある見事なものです。それに、道安の茶杓。この茶杓も400年前のもので、しっかりお点前で使っておられました。すごいですね。

茶碗は、珠光青磁「明歴々露堂々」。替が御本で、この茶碗でいただきました。一応次客に座ったもので。

まー、すごいお席で、8畳に10数名の本当に気持ちのいい、ゆっくりできるお席で感動してきました。
e0008704_1053141.jpg

待合香煎席の四畳半春樹庵の床の間には、禅板「金剛王寶剣」が掛けられていました。このほの暗さも良かったです。
by kumokuukan | 2010-10-05 08:33 | お茶
<< 丸谷先生のワークショップ ヒミング「加藤チャコ」展 >>