現在、射水市新湊博物館で、市民の所蔵されている逸品が展示されています。この射水市は、陶芸で人間国宝になった石黒宗麿のふるさとであり、市内の旧家には、その作品が多く残っているとお聞きしてます。
で、早速、拝観してきました。ラウンジでは、呈茶があり、宗麿の画賛の軸がかけられていました。(写真は、いただいた解説コピーからなのでちょっと写りが悪くすみません。)
風花雪月獨悲辛 (風花雪月 独り辛を悲しむ)
日々作畫未逼真 (日々 画を作るも 未だ 真に逼らず)
稀時一盌興君悦 (稀時の一盌 君と 悦ぶ)
百碗千瓶牀下塵 (百碗 千瓶 床下の塵)
作陶への想い、そして、妻との悦び、憧れます。
お菓子は、春の川を想わせるものでした。