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雲の閑人

初めてのお茶

初めてのお茶_e0008704_17534192.jpg

とある工務店からの要請で、お茶のいただき方講習に参加していました。

会場は、この工務店元請の私が設計した(仮称)瓢中軒です。

ここの奥様は、前日から準備し、水屋に助っ人ひとりをつけ、ふたりとも着物です。気楽に考えていた私は、身が引き締まる思いでした。簡単な飲み方講習でも、この気構えには頭が下がります。

で、お点前は奥様で、レクチャー役は、私となりました。まずは、待合で、茶席に入る時の注意をします。
1、靴下を新しいものに履きかえる。
2、貴金属を外す。(道具を傷つけないために)
3、どのような思いで、亭主が招いたか道具、しつらいを注意深く観察する。
4、常に感謝の気持ちを持つ。(たくさんお辞儀をするので)
等々が終え、くみ出しをいただいて、いざ、茶席へ。

内露地の腰掛、つくばいを使い、席入りし、床の拝見、棚の拝見をして、お薄一服いただきます。(お菓子の写真撮り忘れました。主菓子は雛まつりのきんとん、干菓子は、うぐいすと梅の煎餅でした。)

ほんと身内的だったので、花に菜の花が入っています。ごめんなさい。軸は花知一様春です。

8人づつ2日間のプチ講習で、ちょっと茶室の話もして、私自身もたいへんよい勉強させていただきました。
by kumokuukan | 2007-02-23 14:55 | お茶
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