雲の閑人

宗家研修

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昨日、名古屋から帰ってきました。4日間も事務所を空けているとたくさんのメールが届いていましので、早速チェックです。そして、ここ数日の出来事をブログに書き留めます。

まずは、風花さんのコメントに答えて、京都宗家研修の報告します。

今回の宗家研修は、世界中の裏千家の流儀を習っている人でも、選ばれた人しか入れない家元の自宅である今日庵(たくさんの茶室を有する重要文化財指定の建物)の拝観を通して、新たに茶道の精神をみつめ、今後の精進の励みにするものです。

なぜ、そんな大それた所へ、私が行けるかというと、裏千家茶道では、これからの茶道を学ぶ青年(青年と言ってますが、この会は50歳まで青年です。)を大切にしており、毎年、全国から数組の青年部を宗家研修枠で、裏千家の聖地に招いていただけます。その宗家研修の申請が通り、滋賀県の比叡青年部といっしょに研修してきました。
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朝9時に着物袴姿で、茶道学園に行き、研修が始まります。大事なことばの唱和をして、茶道の教えを噛みしめます。このあと、業躰先生(家元側近のこの流儀を指導していただいている先生です。)の講義を受けます。今回は、水屋の心得の講義でした。この日は、京都葵まつりの日で、朝、家元が今日庵にしつらいた茶会道具を例にあんなことやこんなことをお話いただきました。

講義が終わって、学園内に用意してあった萬長のお弁当(はじめの写真)をいただき、茶道資料館の展覧会を観て、いよいよ今日庵に入ります。
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みんなで記念撮影です。このあとは撮影禁止なので、今日庵のなかは関連書籍でお確かめください。玄関から入って、抛筌斎で業躰先生のお点前でお薄一服いただきます。後は、咄々斎、梅の井、寒雲亭をゆっくり拝見して終了です。今日庵や又隠、御祖堂は建物が古いので、拝見できません。帰りに紋菓と扇子、パンフレットのお土産が付きました。みんなありがたくなって、充実した面持ちでした。
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この後は、大徳寺に向かい、非公開の金毛閣に登り、利休さん切腹の原因になったといわれる木像に参拝です。この中の絵が長谷川等伯の絵ですばらしいものですが、やはり撮影禁止です。ここを降りて、千家の菩提寺である聚光院(非公開)へ行き国宝の襖絵、茶室を拝観し、歴代宗匠のお墓参りをして研修終了です。

後は、急いで着物を着替え、みんなと別れ、名古屋へ向かいました。
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by kumokuukan | 2006-05-18 16:48 |
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