伏木港にヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」が入港したので、乗船してきました。
さすがに海上自衛隊最大級の護衛艦で、全長が197mあります。ちなみにアメリカの空母は、300mを超えているそうです。
船の腹から乗船します。客船なら窓がたくさん付いていますが、護衛艦にはありません。ヘリコプター格納庫に入ります。
ヘリコプター格納庫から甲板に上がるリフトに乗せてもらいます。
いざ甲板へ!
大きいです。期待が膨らみます。
リフトが上昇するとエアパッキンがかかり、船内の水潜入を防ぎます。また、船の揺れに対応できるよう駆動部はワイヤータイプになっておりました。
甲板は、一度に4機のヘリが発着できるので、とっても広いです。
機関銃が当たり前のように装備されてます。国を守ることは大変です。
無駄をなくした機能美でしょうか。要塞です。
建築的なことも思いながら見学させていただきました。ドアの丁番やレバーはさすがにゴッツイです。
ヘリも見学させていただきました。探知機も搭載されていますが、人命救助の時は、機械を降ろし、乗員数を増やしたり、危険モードでは、機関銃装備に変わります。
中にも入れてもらいました。順番待ち中に、ヘルメットやジャケットを見たのですが、必要な機能を付けると結構重くなります。ジャケットで10キロあり、日頃から訓練しないと任務遂行できません。
操縦席です。たくさんの操作ボタンが天井、扉にもあり、これを使いこなすと思うと偉いです。案内していた女性自衛官は、中学生の時観た映画で、パイロットに憧れ、その夢が現実になったので、とても充実しているそうです。いい笑顔で話されていました。
普段は、格納しやすいようにプロペラなどは畳まれています。
多少の銃撃にあっても大丈夫な機体です。鋲の跡が強さを感じます。
船尾からは、雨晴海岸が良く見えました。ゆっくりと見学させていただき、「ひゅうが」をあとにしました。船外のグッズ売り場では、よこすか海軍カレーが完売となっていました。