今週も初釜に参席してきました。1年ぶりに、岩田藤七が所持していた双鶴の釜でお茶をいただき、その後、手作りのお料理をいただきました。ちらし寿司のイクラも氷見産自家製です。
鯛の昆布〆や鯨の吸い物、フト(大魚の腸で今回は鰤です。)の煮付けなど、氷見ならではの御馳走でした。
翌日は、知り合いのお宅で、男だけの初釜です。玄関寄付の飾りです。
待合には見事な炭飾りと画賛、軸の上には正月飾りです。6名の客で、待合で香煎をいただき、湯桶の蹲で清め、席入りしました。
床の間は、国泰寺前管長の稲葉心田老師の「春入千林處々鶯」の軸に、結び柳と古銅の花入れにツクバネ、紅白の椿が活けてありました。点前座は、紹鴎棚です。
まずは、炭手前をし、懐石です。
吸物八寸で、はじめからお酒をしっかりいただきます。酒もどんどん出てきて、料理も次から次と出てきます。
椀物もいただきます。途中、お客さんから謡もでて、どんどん酒が進みました。
あまりに楽しいお酒で亭主も最後のお菓子を出し忘れ、お濃茶前に主菓子いただきました。主菓子は、金沢吉はしのよもぎ餡のお菓子でした。
お濃茶、薄茶をいただき、最後に福引きをして、お開きとなりました。
さーて、正月気分も終わり仕事モードに突入したいのですが、来週は、地元の新年会が続きます。