いつもお世話になっている柿太さんが、金沢で講演をされるというので、柿太サインのデザイナーH氏と応援にいってきました。会場は、ホテルの結婚式用教会でした。
2人1テーブルには、3種類のイワシの煮干しがおいてあります。当然、H氏と私は、カタクチイワシ、ウルメイワシ、マイワシと区別がつきます。
そして、講師の柿太さんは、自社商品(煮干)で、型どりした鋳物のネックレスです。エプロンもボッシ―二のロゴ入りと柿太流正装です。
今回は、ホテルの和食料理長の協力により、利き酒ならぬ利き出汁させていただきました。同じイワシですが、全然旨味が違います。ウルメがしっかりとした旨味でしたが、料理によっては、カタクチのあっさり目もいいかもしれません。ちなみに1がカタクチ、2がウルメ、3がマイワシです。写真では旨味わかりませんね。
30分強の講演会も、食育活動で慣れている柿太さんの軽妙な語り口で、あっという間に予定終了になりました。お疲れ様でした。
このあと食事で、その前には、柿太商品がずらーり。このシールデザインしたのは、ここにいるH氏ですよと公言したくなるような嬉しい気持ちでした。今回の売上すべては、東日本震災の義援金になります。さすが、柿太さん。
日航金沢の6階和食では、春のきときと氷見フェアが開催されており、氷見づくしの氷見御膳ランチが、2500でいただけます。また、5月25日晩には、太平寿しによる氷見の魚の寿司会席に氷見高澤酒造のお酒と太平寿しさんのおしゃべりが楽しめるようです。
氷見づくしの豪華海鮮ランチのスペシャル版でした。
前菜は、おちょぼいか、糠いわし甘酢しょうが添え、まぜいりこ、黒作り、菜の花浸し、梅貝煮付け、豆腐田楽です。参加者の方から、よく噛みしめる物ばかりで、体にいいわねーとコメントありました。確かに噛めば噛むほど美味しいものばかりでした。そのためか、お酒、ご飯ほしくなっちゃうという声も聞きました。
氷見直送の刺身です。さより、ざす、いか、あじ、たいの昆布〆だったと思います。
氷見のはちめと竹の子の煮付けです。竹の子は、残念ながら氷見粟原の竹の子がまだ出ていなく、別産地でした。
氷見牛、桜鯛、姫サザエの宝楽焼です。今回は海鮮がメインでしたので、氷見牛がこんなに小さかったです。氷見牛の美味しさも、しっかり知ってほしかったです。
氷見うどんと山菜の小田巻蒸しです。しっかり煮干し出汁で美味しかったです。氷見うどんもちょっとだったので、美味しさが伝わったのかなー。
氷見いりこかき揚げをいりこ塩と稲積梅のたれで。いりこ全開の一品でした。いりこ塩には、カレー風味がついていました。さらに柿太お父さんの心入れで、昨日水揚げされた花見烏賊の丸干しを炙って添えていただきました。写真撮る前に1パイいただいてしまいました。
金沢太平寿司特製の氷見鰯の巻寿司とかぶす汁です。かぶすの魚は、鯛とかわはぎでやや少なめでした。氷見でかぶす汁いただくと本当に具だくさんなのですが、ここは、金沢のホテルなので。
最後に甘味で、氷見稲積梅のゼリーが付きました。
ビール飲みたかったなーが、全体の感想というところです。