「こだわる良さとこだわらない良さ」昨日今日と仕事をしながら、なんとなく頭のなかを駆け巡る。仕事柄、やはりこだわりは大切だが、こだわりすぎるのも嫌味になる。
KSさんやTSさんのブログを見ながら、すごいなーと感心。自分自身を省みるとなに?と自問。知識の少なさ、こだわりの無さ、そして、今日も茶室の図面を描く。
松本で受けた講習会で、茶はふくむように立て、炭は湯の沸くように、花は野にあるように活け、夏は涼しく、冬は暖かくもてなすことが肝要と拝聴してきた。こうあったらいいなーとありのままでいる大切さ。
私は、いろいろなものを食べにいきます。ちょっと高いものから一般にいうB級まで節操がありません。しかし、そこに感じる作り手のエネルギーを、にやりと楽しんでいます。建築もきれいな建物にもあこがれますが、地元の大工さんがつくった木造小学校の階段手すり飾りにも作り手のエネルギーを感じ、にやりとしてしまいます。
そして、自分の求めるものを考えると、その場の雰囲気をつくり出す静かで力強い底流を捜しています。
今日の朝食に、松本の帰り路、上越で買った「かんずり」をあげ焼きに少しつけて、食べました。かんずりはいろいろな料理に合います。水炊きから鉄板焼、みそ汁の隠し味まで。そして、材料がシンプルで飽きがきません。
これが、私のこだわり、それともこだわりのなさ。まー、心をプレンにして、心が喜べばいいのかな。
もうひとつ宣伝させてください。
氷見クリックのHPがすてきにできました。アーティストのこだわりがこんな風になったので是非みてください。