人気ブログランキング | 話題のタグを見る

雲の閑人

田作り

田作り_e0008704_20162073.jpg

店舗改修のお手伝いをしている氷見の柿太水産さんでは、今シーズン毎日のように鰯の干物を作っておられます。

今年の秋は、全国のなかで、氷見だけたくさんの鰯が揚がっているそうです。NHKのためしてガッテンにも出た柿太さんなので、煮干づくりは一流です。そして、田作り用にフル生産です。
田作り_e0008704_20164698.jpg

たくさんの氷が入った大きな桶から新鮮なお魚を網に広げます。鰯以外の魚は、足元のざるに放り、昼食のかぶす汁になります。これがまた美味いんだな~。
田作り_e0008704_2017113.jpg

網に広げた鰯は、綺麗に台車に積まれ、乾燥機室に入ります。田作りの鰯は、煮ません。生で一気に乾燥します。
田作り_e0008704_20173024.jpg

約1日乾燥させ、田作り用干物の出来上がりです。
田作り_e0008704_20175129.jpg

綺麗でしょう。
田作り_e0008704_20181635.jpg

この網の後ろから、手作り木棒で、一気に落とします。

このあと、大テーブルで、魚種の違うものや大きい干物を手作業で種別し、段ボール箱に詰めて全国へ出荷です。正月の美味しい田作りなります。ちなみにレシピは、柿太さんに聞いてください。カリッとした田作りが簡単にできます。

カルシウム不足の皆さん、 柿太さんにオーダーしてください。他にも美味しい糠いわしやちょっこり干しなどありますよ。

おっと、店舗の改修ですが、干物づくりの体験できるスペースや、商品が見れる冷蔵庫を設けております。店舗コンセプトは、「当たり前を見せる」です。いままで在ったものや使っていたものを素直に見せたインテリアです。んー、設計者は、なにもしてないということかい。

まーま、美味しい煮干が食べれれば良い訳で、完成したら、少しだけ紹介します。

(お詫び)鰯には、真いわし、うるめいわし、かたくちいわしがあり、見慣れない人にはすぐに種別できません。煮干と田作り用のいわしも、私はわかりませんでした。というわけで、前出の文を訂正させていただきました。

詳しい干物のお話を聞きたい方は、是非、干物体験に参加していただき、柿太さんの談議に花咲かせてください。
by kumokuukan | 2009-09-25 19:50 | グルメ
<< 秋風に誘われ 椅子展&食虫植物展 >>